なぜすぐお腹が空くのか?
今日の朝食は何を召し上がりましたか?もしすぐに思い出せないと要注意です。脳が食事として認識していないかもしれません。多くの方々は、運転しながら、身支度をしながら、または、子供たちの世話をしながら目の前にあるもの(多くの場合、シリアルやパンなどのスターチ類)を口に入れて朝食を済ませてしまいます。いわゆるMindless eating(食として認識しない摂取)です。これでは脳は満足しません。1−2時間後にはお腹が空いてコーヒーショップに駆け込むことになります。そうは言ってもあさは忙しいので、私のオススメは、卵の作り置きとカット野菜、カットフルーツです。ゆで卵、温泉卵、半熟玉子は、冷蔵庫で数日日持ちがします。出勤前に食べる時間がなくても、持って出ることができるので、ホッとした時間に朝食が楽しめます。
ワッフル、パンケーキ、パンなどのスターチとシュガーのみの朝食は厳禁、ダメです。食べることでインスリン分泌を刺激し、1−2時間で確実に空腹になります。小さな子供でも同じことが起き、イライラしたり、学習能力が落ちたりします。タンパク質の豊富な卵、乳製品、大豆製品をうまく取り入れて、子供達の成長を応援してあげてください(2017年4月のワンポイント栄養学)。